訃報
園の2代目の主として君臨していたエザが本日3月17日未明、風になりました。
数日前までは老体ながら全てを自力でこなしていたのに突然、声はおろか、自力では1mmも体を動かす事が出来なくなりました。それでも顔を覗き込むと、見つめ返す瞳はいつものエザのままでした。
ずっと一緒には暮らせない事を理解しているはずなのに、5月の誕生日で19才を迎えられるんだと思い込んでいた私には衝撃でした。
誰にでも慕われ、多くの犬たちを導いて来たエザの姿が見られなくなるのはとても切ないですが、きっといつでも近くでみんなを見守っていてくれていると思います。
今まで可愛がって頂き、ありがとうございました。
皆様の所にもエザが挨拶に伺うかもしれません。風が吹いたら、笑顔で答えてあげて下さい。
サヨナラが近い事を感じるのか、心配そうに見つめてくれたこの時間が、2人の最後となってしまいました。ですが、エザの薄れゆく意識の中に刻まれた最後の記憶になったのかもしれませんね。
0コメント